お知らせ
昨年、ギャラリー悠玄で開催された100人展に something unlimited
というタイトルの写真集を出品しましたが (→ 2012/10/25 付ブログ)、
これがご縁で、このたび 同ギャラリーでその写真集を販売していただく
ことになりました。
DMによる宣伝もしていただけるとのことで、大変ありがたく思っています。
ギャラリー悠玄は、銀座の泰明小学校のすぐ近く という大変便利な場所
にありますので、そちらで写真集を実際にお手にとってご確認ください。
写真集に関するお問い合わせは、同ギャラリーの佐藤さん宛にお願い
いたします。
ギャラリー悠玄 TEL 03-3572-2526 ( 担当 : 佐藤 )
11:00AM~7:00PM 不定休
東京都中央区銀座6-3-17 悠玄ビル
写真集 something unlimited | 写真・文 : 畑 龍徳 1,260円 (税込)
http://www.gallery-yougen.com/cgi-bin/gallery-yougenHP/sitemaker.cgi?mode=page&page=page2&category=1
2013年3月8日
お知らせ
これ見よがしではない 《自然な感じ》 であるけれど
単に自然な様態というのでもなく―
そうかといって シンプル化が 《平板》 に帰結してしまったようなものでもなく
《ゆらぎ》 のなかにつかめない性質を示すもの―
あるいは、多様な要素の混成でありながら
部分が突出することなく、《全体の調和》 をなしているもの―
そんな特性を具備しつつ 「それ独自のいわくいいがたい魅力を伝えてくるもの」
に めったにはないのだが出会うことがある・・・
2000年にニューヨークに滞在したおりに デジタルカメラを使いはじめたが
それ以来 撮りだめてきた写真の中から
自分にとって 《飽きのこないもの》 を選んでみた。
そうして選定された写真を見ていて思ったことが 冒頭の文章である。
個々の写真についてはそういうことなのだが、それらの写真は
風景あり、友人のアート作品あり、あるいは自分の作品あり…
と被写体は、さまざま。
そうした写真の中から、意想外なくみあわせを 直感をたよりに見出して
ページの見開きにレイアウトしてくれたのが
現代アート作家の金子清美さんである。
鳥
一見 相互にまったく関係性をもたないような写真がレイアウトされて
いわば 《異質性の並置》 といったふうな構成になっているのだが
でも、そうした構成の中に
「無意識世界が関係しているかのような 《写真相互のほのかな響きあい》」
を感じ、たのしめると思う。
自分のこだわりの写真を、自分で編集して完結させるのではなく
他者の力による選定と構成で揺らし、あえてオープンにすること…
この写真集を 11月12日ー23日に開催される
「Message 100|おしゃべりなアート展」 (ギャラリー悠玄)
に出品します。
ギャラリー悠玄 → http://www.gallery-yougen.com/
something unlimited
写真・文 畑 龍徳
本の構成 金子清美
2012.11.1 初版第1刷発行
発行所 あ~とルーム
A5版横 30ページ
定価 (本体1200円+税) 送料別
問い合わせ先 : 筆者のメールアドレス hata@ops.co.jp
購入申し込み先 : あ~とルーム (金子) st-3neko@agate.plala.or.jp
2012年10月25日
お知らせ
昨年、12年いた北青山から、原宿の閑静な住宅地の中にある
マンションの一室にアトリエを移転しました。
アトリエの窓からは 直近のおおきな空き地の向こうに
古いビルのやわらかな風景が広がり、
透光性のスクリーンを下ろすと 室内が
光の繭(まゆ) のようになります。
今回のアトリエは コンパクトな空間ですが、
それを あえて
「空白」 を意識しながらデザインしました。
限定された空間の 「空白」 ―― というと、
お茶室を連想される方がいらっしゃるかもしれませんね …
空間が限定されていると かえっておもしろい面があります。
まずは、インテリア全体の 「視覚的な面での刺激レベル」 を
おさえたい、と思いました …
引っ越しのときに不要なモノの見きわめを徹底したとはいえ、
最小限に残したモノの量はやはりかなりのもので、
そうしたモノたちの 「効率のよい配置」 とせめぎあいをしながら …
デザインした真っ白な資料棚の一部に、
あえて 〈空き〉 をつくったり、
置かれるものを 〈透明感〉 や 〈ゆらぎ〉 のある
オブジェやアートなどに限定したり ――
こうして 「背景としての空間」 の感覚的強度を
意識的にコントロールしていきました。
ところで、2003年にはじめてアトリエのホームページを作ってから
長いことそのままにしてあったのですが、原宿に移ったのを機に、
このたびホームページを全面的にリニューアルしました。
ホームページのデザインは私が自分でやりました。
デザインの過程で、アトリエのパートナーの金子清美さんから
アドバイスをうけました。
信頼できる感覚をもった他者のアドバイスはありがたいものです。
プログラミングは、友人の池麻耶さんが紹介してくれた
Webデザイナーの鈴木和夫さんが引きうけてくれました。
鈴木さんはすがすがしい感覚をもったデザイナー、という印象で、
鈴木さんと協働すれば なにか新しい世界にふみだせるかな ――
と、可能性にかけました。
池さんと鈴木さんに感謝の気持を表したいと思います。
鈴木さんの website → http://ks-web-design.main.jp/
池さんの C- talk Club → http://www.maja-ctc.com/
2012年9月19日